なにがあっても自分の仕事をする!
(6日、ヤクルト3―1阪神)
空振りの三振を喫した桧山が、天を仰ぐ。140試合が終了。阪神と巨人の成績が並んだ瞬間だ。
巨人の試合のない6日と7日に連勝すれば、8日の直接対決を、巨人に1.5ゲームの差をつけて迎えることができた。プレッシャーをかけるために落としたくなかったが、プレーに思いは表れなかった。
出足から引き締まらない。1回、リーソップが早々に先取点を許すと、今岡は一塁へ悪送球。得点は金本の本塁打のみと、打線は淡々。一度も無死からの走者を出すことができず、岡田監督は「(安打は)単発だからな。つながらない」と力無く語った。
故障から復帰後は4試合で9安打と快調だった新井も、前日に続いて快音は無し。1回に併殺打、5回の2死一、三塁ではワンバウンドになる変化球に手を出して三振し、「何もないよ。何もない」。広沢コーチは「ちょっとバランスを崩しているな」と心配顔だ。
前日は新人・石川が好投し、9回には突き放す本塁打も飛び出した。波に乗るには申し分のない完勝だったにもかかわらず、白星を続けられなかった。プラス材料は、9連投の藤川と10連投のアッチソンに休息を与えられたことだろうか。
通算成績は五分で、残り4試合。「それは、みんな分かっていること」。指揮官の口調は重かった。(2008/10/7:アサヒ・コム)
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なにがあっても、どんな状況でもたんたんと自分の仕事をする。それがプロであり、男である。余計なことは言わない!
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