ALWAYS 続・三丁目の夕日!
年末にひとりで観に行った前作!とても懐かしく心が温まる映画であった。続編は昨年11月頃に封切りになったが観に行くことはできなかったが、今週日本テレビでやっと観ることができた。前作にも増してとても心が温まる続編であった。
昭和30年代の日本!戦後10年の日本は中流とは言い難く、貧しかった日本。映画の設定は昭和34年。私は昭和37年生まれ。ものごころついた昭和40年初頭も高度経済成長に入る前であり、まだ貧しかったと記憶している。
近所の方々との付き合い、近所のうるさいおじさん、おばさん。みんながひとりひとりを気にしてくれた。醤油や味噌が足りなくなれば近所に借りにきていた。そう当時はコンビニなんてなかったよね。子供たちもゲームなんてないもんだから、メンコ、駒、野球、缶蹴り、馬乗りなど身体を張った遊びが多かった。大きい子供は小さい子供に気を遣って遊んでいたよな。貧しかったけど、大人も子供も一生懸命生活していたような気がする。今も一生懸命だと思うが、みんなが中流意識が強く、「みんなで」という感覚が欠けているような気がする。大正末期生まれ・昭和一桁生まれの親と昭和20年代・30年代生まれの子供たちのあの時代、日本に一番活力があった時代かもしれない。
さて、映画の話に戻るが、前作にも増して昭和30年代をうまく引き出しており、特に、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、そして子役たちが貧しいながらも幸せそうに元気いっぱい生活している情景がとても懐かしく、活力を感じ、元気づけられた。下町の下品さ、そして強引さの中にも、なによりも「物ではなく」、人間そのものを大切にしている、日本人らしさに好感を持った。ぜひ、もう一度観たい作品だ。
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