おめでとう!西武ライオンズ!
チームを支える脇役が連夜の主役に躍り出た。日本一を決める殊勲打を放ったのは、第6戦で3安打と勝利に貢献したプロ15年目の平尾博嗣内野手だった。
八回の第4打席は二死一、二塁の好機。「絶対にチャンスに回ってくると思った」。渾身(こんしん)の一打は二遊間を抜け、値千金の決勝打となった。
埼玉・大宮東高出身。阪神入団を経て2001年のシーズン途中に西武へ移籍した。野手では江藤に次ぎ年長の32歳はシーズンでは控え中心。それでも「平尾は打撃コーチ代行補佐のような存在」と話すのは大久保打撃コーチだ。20代の主力が多いチームの中で、選手にも積極的に声をかけるなど、時にはチームのまとめ役も買って出る。(産経新聞)
パ・リーグの盗塁王、西武・片岡易之内野手の足が勝負どころで生きた。
1点を追う八回だった。先頭打者として死球で出塁すると、次の栗山の初球に盗塁。「動かないと流れが来ないと思い、初球から行った」と片岡。相手の虚をつく走塁でチャンスをつくると、一死三塁から、中島のどん詰まりの三ゴロで生還した。
片岡は「(本塁へは)“ギャンブルスタート”でしたが、シーズンからそうやっていたので、思い切って行けました」と自慢の快足に胸を張った。(産経新聞)
==========================
しかし、今年の日本シリーズはおもしろかった。野球の奥深さを堪能できた。渡辺監督の緻密さと勝負強さが目立ったシリーズであった。それにしても西武ライオンズの選手の集中力と気迫はすごかった。技術も大切であるが気迫がいかに大切であるか。片岡、平尾は立派なMPV選手だ!しかし、アメリカに多くの選手が行く中、「ベースボール」ではなく「野球」を普及させることが優秀な選手の流失を防ぐ一歩かもしれない。
おめでとう!
« 夜明けのスキャット(由紀さおり)1969年/昭和44年 | トップページ | いよいよ冬到来! »
「野球」カテゴリの記事
- スリルライフ(新庄剛志著)(2024.04.11)
- 2023年3月22日:第5回WBC:決勝(2023.03.22)
- 広岡達朗 人生の答え(藤平信一、広岡達朗共著)(2022.05.16)
- 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか(鈴木忠平著)(2022.01.12)
- 薬物依存症(清原和博著)(2020.09.16)
コメント