三塚の優勝を見て!
ウイニングパットの前から、三塚の目には涙がにじんでいた。「本当にほっとした」と重圧から解放されると、心からの安堵(あんど)感を漂わせた。
2位に2打差をつけて迎えた最終日。「勝たなきゃいけない」という緊張感が、じわじわとプレッシャーをかけていく。
緊張がピークに達したのは14番のパーパット。手が震え「どこにストロークしていいかも分からなかった」。1.2メートルを外してボギーとすると、15番でも1メートル足らずを外して連続ボギー。経験のない感覚に「また負けるんじゃないか」…。頭をよぎったのは、2位と6打差の首位で最終日を迎えながら優勝を逃した昨年の富士通レディースの悪夢だった。
だが無理に笑顔をつくり、終盤で最後の粘りを呼び込んだ。終盤3ホールをいずれもパーで乗り切り、2打差で逃げ切った。24歳のホープは、「まずは次の試合に勝つこと」と目の前だけを見据えた。(産経ニュース2009.3.8)
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飛距離が魅力的な三塚。
いままでは、アプローチ、パットに課題があったようだ。
オフに相当練習して、課題を克服しているのが見えた。
それでも3パットしてしまう。
ここにメンタルの重要性がある。
そして、ここにゴルフの本当のおもしろさがある。
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