高速道路1,000円:続報③
間もなく始まる高速道路の大幅値下げ。国土交通省は2年間の実施期間中、観光客の増加などによる、経済効果を7000~8000億円とはじいている。割引対象はETC搭載車限定のため、カーショップなどでは早くも割引制度の恩恵にあずかっているが、ほかの交通機関からは大渋滞や「客を奪われるのではないか」とする不安の声も出ている。(森本充)
昨年10月に政府が割引策を打ち出して以降、カーショップには連日取り付けを希望する人が殺到している。大手のオートバックスセブンは「ETCの売れ行きは前年の2倍。特に高速道路が完成して間もない地域が好調」と話す。
国交省によると、ETC搭載は高速道路通行の乗用車の7割だが、車全体でみると約3割にとどまるというデータもある。このため高速道路交流推進財団は今月12日から31日、新たな購入者に車で5250円、バイクで1万5750円を補助する制度を始めた。
一方、危機感を募らせている業界もある。
「流動が活発化するのは良いことだが、どのような影響が出るか、正直予想できない」。JR東日本の清野智社長は戸惑いを隠さない。同社は、レンタカーを含めたパック商品の割引や週末パスの値下げなどで対抗する方針だ。
また、低料金を売り物にする高速バスや観光バス業界も不安げだ。東京-仙台間の高速バス料金は運営会社によって異なるが、大人1人片道3000円程度だが、高速の割引制度なら2200円。「家族連れは差が大きい」(バス業界関係者)
約80社が加盟する東京バス協会も「自家用車の人が増えると観光バスに乗らなくなる。道路が渋滞すると、高速バスへの影響も出てくる」と懸念する。
ただ、国交省によると、休日の乗用車の平均走行距離は約70キロ。大幅値下げに踏み切っても、行き先は大きく変わらないため平均距離は極端には伸びないとする見方が強く、同省幹部は「新幹線や高速バスなどとの奪い合いはあまりないのでは」と予想している。(産経ニュース2009.3.15)
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景気回復策としてあまり影響ないだろうな(´Д`;≡;´Д`)アワアワ
それよりも、バス会社は打撃を受けることになる。
あっちよければこっちはダメε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
難しいなぁ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
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