立ち上がれ、日本の職業野球人!(WBC②)
記録的な大勝を収めた2日前の余韻に浸りすぎたのか。14点を刻んだ前回の韓国戦とは一転し、九回まで「0」が刻まれたスコアボード。「これが野球」。自らに言い聞かせた原監督だったが、目標の1次ラウンド1位通過を韓国に明け渡したばかりか、決定打に欠ける打線の重い現実に、苦渋の色が広がった。
三回から八回まで毎回安打を放ちながら、あと一本が出ない。特に深刻なのは1次ラウンド無安打に終わった9番の岩村。第1、第2打席は走者を置いた場面で打席を迎えたが、結果はいずれも二ゴロに終わった。
昨年は米大リーグのレイズでワールドシリーズに出場。修羅場は経験しているはずのメジャーリーガーは「気持ちを切り替えてやるしかない」。言葉は前向きだったが、表情は終始厳しかった。
北京五輪で失墜した日本野球の失地回復は、この試合が示したように、決して容易ではない。「負けという事実に腹が立つ」とイチローは悔しさをあらわにしたが、チーム全体が短期決戦の怖さを改めて知ったことは、1次ラウンドの収穫になっただろう。
「この敗戦が、チームの団結力を強くしたと思う」。原監督はそう前を向いた。指揮官が掲げる最終目標は、WBCでの連覇。28人の侍たちは、2次ラウンドの米国でさらなる厳しい戦いに挑む。(産経ニュース2009.3.9)
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これが野球のおもしろさだ。
●投手陣
ある程度メドが立ったのではないか。
あとは原監督、山田コーチの采配いかんだ。
●打者陣
かなり課題が残ったのではないか。
なかでも問題は4番の村田だ。
シーズン中でも三振の数が多すぎる。
短期決戦では三振は絶対にタブー。
ライナーかゴロで高い確率で安打にできる
打者、つまり稲葉でいくべきだろう。右投手、
左投手は関係ない。あとは1番、イチロー、
2番中島、3番青木の調子いかんだ。
片岡(西武)も要所で使ってみてほしい!
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