男子プロゴルフ:兼本貴司の優勝から学ぶ!
三菱ダイヤモンドカップ最終日(31日、茨城・大洗GC=7190ヤード、パー72)苦しい状況を再三しのぎ、迎えたプレーオフ3ホール目。兼本はバーディーのウイニングパットを沈めると、両手を突き上げた。「これまでは、勝って泣くやつの気が知れなかった」という38歳の目に、思わず涙が浮かんだ。
ツアー未勝利のプロ17年目は、昨年12月に視力の矯正手術を受け「人生が変わった」という。この大会で特に見違えるようなさえを見せたパットに持ち前の飛距離がかみ合う。6バーディー、1ボギーで先行するジョーンズを追いかけた。
重圧や緊張は、自己暗示で乗り越えた。「もう5勝ぐらいしている選手のつもりでやっていた」。近年師事する中嶋と同じ組だったことも大きな力となった。
ようやくつかんだ1勝に「今まで何やってたんだろ」と苦笑いした苦労人。出場のチャンスが広がった全英オープン選手権に向けても「行きますよ」と力をこめた。(産経ニュース20095.31)
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見応えのあるプレーオフであった。
なんといっても、あのバンカーからのセカンド・ショット!
下半身がブレずにしっかりと振り切る。
ボールはまっすぐにピンに向かう。
最後のパットは、手が震えたろう。
17歳で優勝する奴もいれば、優勝までに17年かかる
奴もいる。これもゴルフ、これも人生だ!
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