またもアラフォー、五十嵐優勝！

まさにアラフォーの“シンデレラボーイ”。プロ１８年目の４０歳、五十嵐が念願の初優勝を果たし「まだ実感がわかない」と苦笑いを浮かべた。

　前半をすべてパーで終えた直後の１０番をボギーとしたが、１２、１３番でバーディーを奪って踏みとどまると、首位のジャンが最終４ホールで３ボギーと自滅。逆転で手にした初栄冠だった。

　一昨年の賞金額はゼロ。チャレンジツアーなどで生活費を稼いだが、「つらくはなかった」という。昨オフからは下半身安定のために走り込みも始め、「今年はティーショットが安定した」と、これまで以上に手応えは感じていた。

　応援に来た兄、修さん（４８）が、本人には内緒でキャディーバッグに忍ばせた亡き母の遺影も後押ししたのだろう。２番であわや林かという１打が木に当たり、ラフにとどまった。優勝後にこの話を聞いた五十嵐は「あれは大分違った」と、亡き母に感謝したほどだ。

　これでいきなり賞金額は２位に。「燃え尽きちゃうんじゃないか」と笑わせたが、「レベル差を感じるので、もっと練習しないと」とも。柔和な顔が一瞬引き締まった。（産経ニュース2009.6.7）

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　またもアラフォーの活躍！

　「身体が続く限り、優勝を目指してやろう！」という決意のもと

１８年間の努力・・・、神様は見捨てなかった。

　しかし、アイアン・ショットの切れは抜群だった。

　メンタル、ショット、勉強になった。