全米女子オープン③

最終１８番で４メートルのバーディーパットを沈める劇的な優勝に、２３歳の池恩憙は大きくガッツポーズし感激に浸った。米ツアー３年目で昨年のウェグマンズ以来となる通算２勝目を最高の舞台で飾った。

　「最後のバーディーパットは手が震えた」という。パーならば先にラウンドを終えていたクンとのプレーオフとなるところだったが、見事にバーディーを奪い、勝利を手にした。

　この日は１０番でダブルボギー。だが「かえってあのミスで落ち着きを取り戻した」と１３、１４番で連続バーディーを奪い、巻き返した。

　１９９８年に韓国勢としてこの大会を初制覇した朴セリ（韓国）を見て育ち、昨年の大会を１９歳で制した朴仁妃とは同世代。新女王は「セリさんにあこがれてゴルフを続けてきた。でも全米女子オープンに勝てるとは夢にも思っていなかった」と目を輝かせた。（産経ニュース2009.7.13）

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　韓国勢のこの強さ！

　虎の穴があるらしい！