有村智恵、今季２度目の優勝！

９ホールに短縮されたとはいえ、優勝した喜びは格別だ。まして今季２勝目と、初めて年間複数回優勝を成し遂げた有村は「成長した証しだと思う」と自らを評価した。

　有村は昨季の後半戦で体重が５キロ減るなど体調を崩し、初優勝した前半戦から一転して結果を残せなかった。ふがいなさに奮起、昨年１２月から股（こ）関節や体幹などをトレーニングで強化し、ドライバーの飛距離も２０ヤード伸びるなど手応えをつかんだ。

　努力の陰には、高校時代から知る申智愛（韓国）の存在が大きかった。昨季の全英女子オープンで優勝した彼女の手は猛練習でマメだらけだった。「結果を残す彼女がそれだけ練習しているのか」。それから目が覚めたように自ら納得できるまでの練習量をこなすようになった。だから「今年取り組んだことが間違っていない」と確信し、「もっと頑張らないと優勝できない」との思いに駆られる。

　そして、初めて挑む全英が待つ。「恥ずかしいプレーをしたら日本のレベルが疑われる」。３０日開幕の大舞台で結果を残そうという意識の強さを感じさせた。（産経ニュース2009.7.19）

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　ブッチギリの優勝だった。

　ドライバー、アイアン、パッティングすべてが良かった。

　調子がいいのか、安定していた。

　リズムとテンポ、参考になりました。