全国高校野球選手権決勝戦!
絶望的な状況から日本文理打線は驚異的な粘りを見せた。6点を追う九回二死無走者。四球と2本の長打で2点返し、攻撃の勢いは止まらない。ベンチ前で投球練習をしていたエース伊藤は「何だか不思議な光景を見ているようでした」。
さらに2四死球で満塁とし、打席が回った伊藤は「絶対おれもつなぐ」と左前へ2点適時打。続く代打・石塚も適時打し、1点差とした。
なおも一、三塁の好機に快音を残した若林の打球は中京大中京の三塁手・河合のグラブに収まった。試合終了をネクストバッターズサークルで見届けた主将の中村は「最後の粘りこそ自分たちが目指してきた野球。それができました」と満足そうだった。
「選手には『1、2点取って意地を見せてみろ』とはいったが、まさか5点取るとは」と大井監督。50年前の大会では宇都宮工(栃木)のエースとして準優勝。今回も深紅の優勝旗をあと一歩で逃したが「これでまた野球がやめられなくなったかな」。67歳のベテラン指揮官はにこやかに笑った。(産経ニュース2009.8.24)
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すばらしい決勝戦だった。
最後まであきらめない高校球児!
これが皆を引きつける魅力だろう!
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