石川遼、今季3勝目!
優勝を決めた15センチのパットはボギーだった。タイガー・ウッズばりの派手なガッツポーズはなく、石川は控えめに2度、右のこぶしを振り上げた。それでも自身最多となる5打差をつけての完勝。「最後まで油断せずにプレーできた」と喜び、「ショット、パットの調子がいいときに優勝争いに絡めるようになった」と充実感をにじませた。
決して楽なプレーではなかった。この日は序盤から1メートル程度のバーディーパットを外し、スコアメークに苦しんだ。一緒に回った武藤が「今日は結構苦しかったんじゃないですか」とおもんぱかったほど。一時は9アンダーまで落とした。だが、今季マスターズ・トーナメントなどの大舞台を経験して得た「1打1打に集中して最後まであきらめない」という姿勢を貫いた。
「ヘッドスピードが落ちてブレるストロークが続いた」パターの不調を修正。12番(パー4)でピン奥1.5メートルを沈めてバーディーを奪うと、14番(パー4)ではグリーンの難しい傾斜を読み切ってバーディーとし、優勝を引き寄せた。最終日を単独首位でスタートし、66を出しながらも1打差の3位に終わった前週の敗戦を糧とし、しっかりと雪辱した形だ。
コーチで父の勝美さんは「優勝を目指して、優勝争いができたことは大きい。プロになって2年後の秋が勝負と思ったことが実になっている」と、成長に目を細めた。
これで賞金ランキングもトップ。今のところ賞金王に関心は薄いようだが、「もっと優勝争いをしたい」とプレーには貪欲(どんよく)だ。「大好き」と話すコースでの優勝が将来どう生きるか、期待が募る。(産経ニュース2009.9.6)
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もうこのスーパー高校生は止められない。
技術はもちろんだが、度胸の良さ、素直さ、どれをとっても
すでに日本のトップ・クラスだ!
来年からは高校卒業と同時に念願であるメジャーに挑戦した方が
いいのではないか。日本ツアーはつまらなくなるが、日本のゴルフ界の
ことを考えればその方がいいだろう。
本当にタイガー・ウッズに挑めるのは彼しかいないかもしれない。
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» タイガーのベストスイング! [小畑政弘のバタヤンゴルフ]
奇麗なスイングですね!飛距離が出るポイントはダウンスイングのための部分ですね。 [続きを読む]
いつ書くかと楽しみにしていました。
投稿: いんこの趣味 | 2009年9月10日 (木) 00:40