おもしろくなってきたよ!
1点を追う六回一死一、二塁。阪神の新井はインコース高めのシュートを強引に引っ張った。打球は左翼線への逆転適時二塁打に。阪神は7カード連続の勝ち越しを決め、3位ヤクルトとのゲーム差を「2.5」にまで詰めた。
「絶対にランナーをかえすんだという気持ちでした。(広島捕手)倉さんはインコース(を投げさせるの)が好きなんでマークしていた」。“元先輩”の性格を見抜き頭で打ったと新井は強調した。この一打で阪神ベンチの重苦しいムードは一変した。この回、浅井の適時打でもう1点。七回には鳥谷の犠飛でダメを押した。
前日の試合で左ヒザを痛めたブラゼルは帰阪した。桜井に続きブラゼルもこのまま離脱となれば、チームにとっては大きな痛手。当然、新井に求められる数字はこれまで以上になるが、9月に入ってからの6試合は打率.478、5打点と上り調子だ。新井は「おもしろくなってきたね」とにやり。もう自信を無くし、顔をしかめていたこれまでの表情はなかった。
主力に故障者が続出して失速したヤクルト。ここにきて阪神も満身創痍(そうい)の状態だが、チームの勢いは、追っかける阪神のほうが断然上だ。(産経ニュース2009.9.6)
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おもしろくなってきた
今年はクライマックス・シリーズで勝てそうな気がする
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