【再掲示】平成21年11月12日は天皇陛下ご即位20年の記念日です!
天皇陛下が即位されてから20年を迎えた。陛下は新年のご感想で世界的な金融危機に触れ、「国民の英知を結集し、人々の絆(きずな)を大切にしてお互いに助け合うことによって、この困難を乗り越えることを願っています」と述べられた。常に国民を思う陛下のお気持ちが察せられる。
この20年間、陛下は国家国民のために祈り続けてこられた。
阪神大震災(平成7年)や新潟県中越地震(16年)など大災害のたびに、皇后陛下とともに現地に赴かれた。両陛下は被災者の前にひざをつかれ、直接お声をかけて励まされた。これを「平成流」と見る人もいるが、昭和天皇が戦後のご巡幸(じゅんこう)で示されたお姿を徹底されているように思われる。
また、戦後50年の平成7年夏、長崎、広島、沖縄、東京都慰霊堂の4カ所で原爆や地上戦、大空襲による犠牲者を慰霊された。戦後60年の17年には、激戦地のサイパン島を訪れ、多くの在留邦人や日本兵が命を絶った「バンザイクリフ」などで、皇后さまとともに深々と頭を下げられた。
陛下は昨年12月23日の75歳の誕生日に際してのご感想でも、「働きたい人々が働く機会を持ち得ないという事態に心が痛みます」と述べ、国民の英知の結集を願われた。急速な景気悪化を克服するためには、国民が力を合わせることも大切である。
天皇ご在位20年の間、日本が着実に自立への道を歩んだことも忘れてはならない。平成に入って、自衛隊がカンボジアPKOやイラク復興支援など国際貢献の舞台で活躍する一方、改正教育基本法や憲法改正に向けた国民投票法などの重要法案が成立した。この流れも大事にしたい。
陛下は暮れに体調を崩され、ご健康が心配されたが、2日の新年一般参賀で元気な姿をお見せになり、国民を安心させられた。
陛下は土曜、日曜もないほど多忙な日々を送られている。憲法に定められた国事行為をはじめとするさまざまなご公務のほか、年間約30件の宮中祭祀(さいし)を昭和天皇にならい、厳格に心を込めて執り行われている。陛下のご健康のため、宮内庁にご公務の負担軽減の工夫を改めて求めたい。
また、陛下のご心労の大きな原因は皇位継承問題である。天皇ご即位20年の節目の年に、この問題を白紙から再検討することを麻生内閣に重ねて要望したい。(産経ニュース:2009/1/8)
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本日でご即位20年を迎えられた。
日本人として、万世一系であることに感謝したい。
本当にご公務は激務である。
ぜひ、ご健康にご留意され、お過ごしいただきた
いと祈念している。
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