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2009年11月15日 (日)

今日は「七五三」ですね!

 七五三(しちごさん)とは、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う年中行事。 

 男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年の11月15日に、成長を祝って神社などに詣でる年中行事(神社庁より)。本来は数え年だが、現在は満年齢で行われる場合が多い。地方によっては男の子の3歳を行わない所もある。

 現在では全国で盛んに行われているが、元来は関東圏における地方風俗であった。

尚、上方発祥の習俗としては十三詣りがあり、これも徐々に全国に広がりつつある。

 旧暦の15日はかつては二十八宿鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされた。また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになった。明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになった。現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土日・祝日に行なうことも多くなっている。北海道等、寒冷地では11月15日前後の時期は寒くなっていることから、1か月早めて10月15日に行なう場合が多い。

3歳は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」の名残りである。現代では行事に正装に準じた衣装(晴れ着)で臨み、洋服の場合もあるが和服の方が多い。少女(極稀に少年)は、この時に初めて化粧厚化粧の場合が多い)をして貰う場合が多い。奇数縁起の良い数と考える中国思想の影響もある。

変った所では福岡県で4~5歳で「ひもとき」、7歳で「へこかき」(少年)/「ゆもじかき」(少女)(いずれもふんどし湯文字といった成人仕様の下着を初めて身につける)を行う地区がある。

千葉県茨城県地方では、七五三のお祝いをホテルなどで結婚披露宴並に豪華に開催する場合もある。

近世までの日本は、現在の開発途上国と同様の状況(栄養不足・健康への知識不足・貧困など)が原因で乳幼児が成人するまでの生存率はきわめて低く、その様な事から乳幼児の生存を祝う節目として定着した。男児が女児よりも早く祝うのは後継者としての意味合いもあるが、医療技術が発達する現代までは女児よりも男児の生存率が低かったためである。また、三歳=言葉、五歳=知恵、七歳=歯を神から授かる事を感謝とする地方や、三歳、五歳、七歳は子供の厄として、七五三を一種の厄祓としている地方もある。

神社や寺への参拝が慣例となっているが、このような伝統に配慮してキリスト教教会でもこの時期に七五三のお祝いを行うところもある。

 

七五三では、千歳飴(ちとせあめ)を食べて祝う。千歳飴は、親が自らの子に長寿の願いを込めて、細く長くなっており(直径約15mm以内、長さ1m以内)、縁起が良いとされる紅白それぞれの色で着色されている。千歳飴は、鶴亀(つるかめ)や松竹梅などの縁起の良い図案の描かれた千歳飴袋に入れられている。

千歳飴は、江戸時代元禄宝永の頃、浅草の飴売り・七兵衛が売り出したのが始まりとされている。

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