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2010年4月20日 (火)

『運をつかむ道は人格陶冶(とうや)の道である』

1.人が成功するのは、ある日突然成功するわけではない。平素の努力の集積によって成功する。禍が起こるのも、その日に起こるのではない、前から必ずその萌芽(ほうが)があるということである。運をつかむのもまた、同じだろう。運をつかむには、運に恵まれるにふさわしい体質を作らねばならない。言い換えれば、運を呼び寄せ、やってきた運をつかみ取るだけの実力を養わなければならないということである。

2.よい俳句を作るには三つの条件が必要である。その第一は、強く生きること。強く生きるとは、「主体的に生きる」ということだろう。状況に振り回されるのではなく、状況をよりよく変えていく生き方である。「覚悟を決めて生きよ」と言い換えることもできよう。第二は、深く見る。強く生きることで初めて視点が定まり、深く見ることができる。深く見るとは本質を見抜くことである。状況を見抜くことでもある。ここに知恵が生まれる。第三は、巧(たく)みに表わす。巧みに表すことは大事である。分野を問わず、技術、技巧なくしてよいものは作れない。だが、それだけではよいものは作れない。強く生きる信念、深く見る姿勢があって、初めて技巧は生きてくる。

3.「弱さと悪と愚かさとは互いに関係している。けだし弱さとは一種の悪であって、弱き善人では駄目である」。哲学者、森信三先生の言葉である。運をつかむ道は人格陶冶(とうや)の道であることを、哲人の言は教えている。
(参考:「致知」2010年3月号)

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