『危機管理者としての経営者の条件』玉山和夫(札幌学院大学教授)
1.悪い報告をしてきた部下を皆の前でほめる
①ほめることで部下たちは、好ましくない情報でも隠さず報告するようになる。
②聞こえの良い情報しか耳に入ってこなければ、危機管理はできない。
③良くない情報でもきちんと上がって来るようにすることが肝要だ。
2.真偽を問わず、第一報を入れさせる
①危機が起きている時には、情報の真偽を確認している時間的余裕はない。
3.「犠牲はつきもの」という覚悟を持つ
①会社の存続のためには、ある事業から撤退しなければならなくなった場合、「事業部長がかわいそうだ」などと躊躇することがあってはならない。
4.自分より優れた人を周囲に集める
①危機管理において、「聞いてやろう」という態度でなく、「ぜひ教えてほしい」という謙虚さが必要だ。
(参考:「日経ビジネス」:2009年12月4日号)
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