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2010年5月 4日 (火)

「探そう!ニッポン人の忘れもの」⑧

■8.保健師さんの一言

中條ていさん(53歳、三重県、主婦)が、22年前、息子を3歳児検診に連れて行った時のことである。かんしゃく持ちの息子は、保健所に入るなり、「帰る!」と叫んで暴れ出した。なだめすかしながら、一つひとつ検診場所を巡り、ようやく最後の保健師面談にたどり着いた時には、泣き出したいような気分だった。

ところが、一刻も早く不機嫌な息子を連れて帰りたい私に、ベテランの保健師は穏やかに言った。「お母さん、よく頑張ったわね。途中で帰っちゃうかと思っていたのよ。感心感心。今、手を焼く子は、大きくなったらいい子になるわよ」

心にずっしり重く抱きかかえてきた息子を、「お疲れさま」と一瞬抱き取ってもらったような言葉だった。本当だったら息子をしかったかもしれない私は、帰り道、一緒にソフトクリームを食べた。

あの小さなねぎらいの言葉は、それからの私の子育てをずっと励まし、私を優しい母になるように導いてくれた。

ほんの一言の思いやりの言葉が、人の心を永く支え続ける、ということがあるものだ。

社会は、いろいろな仕事で成り立っている。それぞれの人が、自分の仕事を、生計のためだけでやっているのか、あるいは、人のために思いやりを込めてやっているか、によって、大きな違いが生まれる。本人にとっても、社会にとっても。

Flowers004

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