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2010年6月 3日 (木)

『「思考の三原則」に照らして判断する』渡邉美樹(ワタミ会長)

1.東洋思想研究家の安岡正篤氏が唱えた、「思考の三原則」(長期的、多面的、根本的)をお手本に判断することにしている。例えばバブルの時、ある銀行から「2億円を融資したい」と言われました。のどから手が出るくらいほしいときでしたが、その銀行は「お店に使ってはいけません。投資に使うことが条件です。数ケ月、1年でこれだけの利益が出ますよ」と、投資案件付で話を持ってきました。

2.この時私はこの話を受けるべきか、「思考の三原則」に照らして考えました。根本的に考えれば、お金を儲けるために事業をしているのではないからノー。長期的考えても、そういう(本業以外の)お金で会社にどれだけ必要なものかとしたときに、やはりこれもノーだと、多面的に考えると、額に汗してビール1本につき何円の世界でやっているのに、もし
これで銀行の言う通り何億円も儲かってしまったら、社員から見てもいいことはない。どう考えてもノーだということで、この話は断りました。

3.(この手の投資話に乗って)その後バブルが崩壊して大損した人はいくらもいます。私の経営の中で「思考の三原則」というのは、常に正しい答えを導き出してくれる思考法なのです。

(参考:「日経トップリーダー」2010年1月号)

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