2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表

大阪の税理士が送る阪神

« 新宿 二郎! | トップページ | 【主張】菅首相の責任 やはり総選挙で信を問え 問題は政権担当能力の欠如 »

2010年7月15日 (木)

『企業が隠れた危機を迎えるのは事業の最盛期にある』鎌田浩毅(京都大学大学院教授)

1.自動車王ヘンリー・フォードは、自動車産業を起こすに当たり、資本家・労働者・大衆という図式で社会を固定的に考えることをやめた。「製品を買ってくれる大衆は、どこからともなく現れるのではない。経営者も従業員も、はたまた購買者層も、すべて一体なのである」として、作る人自体が買わなければ発展はない、と考えた。

2.資本主義社会を作ったフォードは利潤がひとりでに増長することへの警告を発する。「利潤は利潤を生むように見える。だから利潤は愚(おろ)かな使い方をしがちだ。しかし、そのようなことをしたら、利潤は、自らの源泉を破壊し、消滅することになる。あまりにも高い利潤を要求する企業は、赤字経営の企業と同じくらいはかなく消滅する」。

3.そして企業が隠れた危機を迎えるのは、事業の最盛期であるという。「膨大な株式を発行したり、生産からではなく紙切れから利潤を得たり、また真の価値に水増しして容易に利潤をあげたりする方法を、お金の力によって教えられる。そのために、多くの会社は、経営とはこんなもんだという錯覚に陥り、誘惑に屈することになる。だがそれは経営というにはほど遠いものであり、一種の緩慢な自殺行為にすぎない」。サブプライムローンの証券化商品により、世界中が経済危機に陥った現状を、84年前のフォードがまさに予言しているかのようだ。
(参考:「週刊東洋経済」2010年1月30日号)

« 新宿 二郎! | トップページ | 【主張】菅首相の責任 やはり総選挙で信を問え 問題は政権担当能力の欠如 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 新宿 二郎! | トップページ | 【主張】菅首相の責任 やはり総選挙で信を問え 問題は政権担当能力の欠如 »