【プロ野球】球児で逆転負け… 阪神やりきれぬ終末
阪神が悲劇的な結末を迎えた。「やれることをやった結果がこれ。腹を決めて(抑えを)やっているから悔いはない」。そうつぶやいた藤川球の言葉にうそはないだろう。ただ、2年前のCSに続き、最後は自らが敗戦投手。その表情にはショックの色が濃くにじんだ。
シーズン終盤から何度も繰り返されてきた八回からの登板。2死二、三塁のピンチを招き、ラミレスにフォークボールを中前へはじき返された。「ちょっと調子を落としているところだったけど、何とかしてくれるかなと…」。真弓監督も祈るような思いで送り出したが、最悪のシナリオが待っていた。
絶対的な抑えとして君臨してきた右腕1人に責任を押しつけることはできない。ただ、この日は半数近くがフォークだった。かつて“火の玉ストレート”とも形容された直球で押していく本来の守護神の姿ではない。シーズン中は決して疲れを口にすることはなかったが、最後は「終盤はバテた感じもあった」と正直な思いも漏らした。
「JFK」として一時代を築いた久保田、藤川球で4点差を逃げ切れず、チームとしては、リリーフ投手の層の薄さをまざまざと露呈した。「プレッシャーを全部背負い込んでいると思う」と久保投手コーチ。できれば藤川球の負担を軽減したいが、その答えは簡単には見つからない。今季の終戦とともに、チームは重い宿題を背負った。
(産経ニュース2010.10.17)
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もう一度出直しだな・・・
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