【中国邦人拘束】釈放の高橋さん、上海から帰国の途に 20日間の拘束後
【上海=河崎真澄】中国の河北省石家荘市で軍事施設保護法違反の疑いで取り調べを受け、9日に釈放された準大手ゼネコン「フジタ」(東京都渋谷区)中国法人社員、高橋定さん(57)が10日午前9時(日本時間同10時)すぎ、経由地の上海から中国の東方航空機で東京・羽田空港に向けて帰国の途に就いた。
日本時間の午後1時ごろ到着予定で、高橋さんは帰国後、都内で記者会見する予定となっている。
9日夜、経由地の上海に到着した高橋さんは疲労の色をみせながらも、日本の上海総領館関係者らと和食の夕食をとり、市内のホテルで1泊した。高橋さんは10日午前8時(同9時)ごろ、総領事館が用意した車で上海市内の虹橋国際空港に現れたが、関係者に身を守られるようにして足ばやに歩き、報道陣からの呼びかけにも一言も答えようとはせず、伏し目がちに搭乗口に向かった。
高橋さんは一緒に身柄を拘束された同社社員3人が9月30日に釈放された後も1人だけ「居住監視」措置が続き、拘束は20日間に及んだ。中国国営新華社通信は高橋さんの9日の釈放を「保釈」と伝えている。(産経ニュース2010.10.10)
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出てこられてよかった。
法治国家でない国では、重刑もあり得るからね。
このような国とは冷静なお付き合いが妥当だろう。
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