【サッカー日本代表】“エース殺し”長友、メッシ止めたぞ!
キリンチャレンジ杯(日本1-0アルゼンチン、8日、埼玉スタジアム)日本が、W杯2度制覇のアルゼンチンを1-0で破った。DF長友佑都(24)=チェゼーナ=が相手のスーパースター、FWリオネル・メッシ(23)=バルセロナ=ら攻撃陣を抑え切るなど、守備陣が奮闘しFIFAランク5位の強豪を完封。2014年ブラジルW杯へ向け最高のスタートを切った。(サンケイスポーツ)
またひとつ“エース殺し”に勲章が加わった。左サイドバックとして世界最高FWメッシと正面で激突したDF長友は、イタリアのだて男のように不敵に笑ってみせた。
「メッシと対戦できて、一瞬一瞬が幸せな90分でした。まだやりたかったですね」
ボール支配率は39%対61%と、圧倒的に押された。しかし、昨季スペインで34ゴールを決めたメッシを前に、「イライラしてましたね、完全に。にらみつけられましたからね。僕は『もっと来い!』という感じでしたけど」と余裕の弁。1度抜かれても再び追いつく、“すっぽん”のようなしつこさで無得点に抑え切った。
ザック監督は初陣で、岡田前監督時代と異なるゾーン守備を導入。センターDFが栗原、今野の初コンビという急造布陣で完封勝利を果たした。MF長谷部は「なるべくサイドに出させてという形。守備は監督の指示をしっかりやれた」と致命的な中央突破を許さないため、サイドにボールを追い込む形を好結果の理由に説明する。
W杯ではカメルーン代表FWエトー、デンマーク代表MFロメダール、今夏加入のセリエAではACミランのブラジル代表FWパトを封じて勝利を導いた長友。まさに、数々の金星を演出した男の守備力があるからこそ強豪相手の史上初勝利はもたらされた。
イタリアで住む2DKのマンションでは、9歳から女手ひとつで育ててくれた母・美枝さんから渡された洗面用具で毎朝顔を洗い、初心に立ち返る。「セリエAでスピード感に慣れているというのはあると思う。でも、もっと成長しないと。欧州CLとかガチ(本気)の戦いができるところでできないと」。孝行息子は満足などしていない。
「W杯前にはぶざまな戦いをしたので、韓国には絶対負けたくない」
12日の次戦へ決意も新た。指揮官の自宅があるチェゼナティコにほど近いチェゼーナを拠点とする男は、新生・日本でも屋台骨を支える。(産経ニュース2010.10.9)
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ディフェンスが極めて強くなった日本
いかに守って、ワンチャンスで攻撃するか。
これが日本が勝つ確率を高める唯一の方法だろう。
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