『柳ではなく松になれ』河村太市(松風会理事長)
1.教育者である吉田松陰先生が最も重視したのは、若者の個性を大切にすることです。先生は人間の個性を「真骨頂」という言葉で語られました。若者たちが自らの個性、そして本質を知るように導く。先生によれば、自らを知ってこそ、人生で最も大切な志を立て、最後までやり抜くことができる、ということなのです。
2.松陰先生がよく話された言葉に、「松柳の例え」があります。柳という木は確かに成長が速い。しかし、強い風が吹けば、すぐに折れててしまう。一方、松は成長が遅くて、なか
なか大きくならない。しかし、冬でも枯れずに、岩肌にも根を張って、しっかりと成長していく。「柳ではなく、松になれ」。目先の出世やカネ儲けに汲々とせず、自らの志をやり遂げる気概を持つことの大切さを話されています。
(参考:「日経ビジネス」2010年5月3日号)
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