【プロ野球】巨人、今季最終戦で痛い黒星…CS本拠地開催逃す
リーグ4連覇を逃した巨人に、再び厳しい現実が突きつけられた。延長十回、川本に勝ち越しの3ランを浴びて万事休したチームは、今季最終戦で3位が確定。CSファーストステージの本拠地開催を逃す痛恨の黒星に「全力を出したが、こういう結果に終わってしまった」と振り返った原監督の表情も、さすがに落胆の色は隠せなかった。
CSに向けての不安材料は守護神の問題だ。1点リードで迎えた九回、満を持して登場したクルーンだったが、2四球を与えると畠山に痛恨の同点適時打を浴びた。延長十回も再びマウンドに上がったが、この日3個目となる四球を森岡に与えたところで指揮官は球審に交代を告げた。しかし一度傾いた流れを止めるのは至難の業だった。
クルーンの続投を、「彼に賭けていた」。こう指揮官は振り返ったものの、今季のクルーンの乱調は目に余る。防御率は昨季の1.26から4.26へ急激に悪化。不本意な1年を象徴するマウンドに、背番号42も「敗戦はすべて自分の責任」と肩を落とした。いくら自戒を込めようと、CSのような短期決戦での救援失敗は致命的になる。指揮官にも決断のときが迫られている。
試合後の最終戦セレモニーで原監督は、ファンの前で誓った。「この悔しさをバネに、CSでは暴れます」。巨人にとっては、敵地で初めて戦うCS。甲子園で待ち受ける試練を乗り越えない限り、日本一連覇は見えてこない。(産経ニュース2010.10.9)
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阪神も中日に勝たないとなぁ
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