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2010年11月 7日 (日)

脳科学から見た論語(伊勢雅臣)

 空手家の瀬戸謙介氏[a]と、脳神経外科医の篠浦伸禎氏(都立駒込病院脳神経科外科部長)が、論語について語った対談から。

●子供が喜ぶ武士道論語
「自分の命より大切なものがあると知ったときに、その人の人生は輝きを増して、人間として素晴らしい人生を歩むことができるのです」
http://archive.mag2.com/0000000699/20100627080000000.html

 瀬戸氏は武道家らしく武士道を究めていくうちに論語に出会ったという。論語と武士道と空手道なら、まだつながりが感じられる。

 一方、脳外科と論語とは予想外のつながりだが、論語の説くところは、現代の最先端の脳科学から見ても、理に適っている、と篠浦氏は説く。

「いま大企業などでうつになる人がものすごく多いんです」と篠浦氏は指摘するが、「いくら休ませて薬を投与しても付け焼き刃にしかならない」という。

 篠浦氏によれば、人間の脳は本能的に自己の保身を図る「動物脳」と、己を犠牲にして世のため人のために尽くそうとする「人間脳」から成り立っているという。

 動物脳は私的な欲望を第一に考え、また外からくるストレスに対して過剰反応する。動物脳ばかり発達すると、他人のことを考えない身勝手な人間となったり、すぐ切れたり、うつになったりする。「いまの社会は、動物脳が抑制を失って暴走している危険な状態だ」と篠浦氏は警告する。

 その動物脳を抑制し、コントロールするのが、「人間脳」の役割だが、それが発達して動物脳とバランスがとれるようになると、わがままを抑えたり、苦難にくじけない生き方ができるようになる。さらに、その人間脳が強くなる事によって、希望とか志を司る脳の部分も働き出す、という。

 こうした研究を続けてきた篠浦氏が、「人間脳」を鍛えるための方法として出会ったのが『論語』だという。『論語』の中心思想である「仁、義、礼、智、信」も、脳の情報処理の5つのモードに見事に対応しているという。(詳細は『致知』9月号)
=> http://www.chichi.co.jp/monthly/201009_index.html

 現在、教育の再生のために様々な取り組みが行われており、『論語』は日本の伝統的な「人作り」の柱として、注目を集めている。

 これに最先端の脳科学の研究成果が結びつけば、うつや職場不適応、不登校、学級崩壊など、企業や学校での様々な問題への対応も進んでいくだろう。

 一人ひとりが健康で、志にあふれた生き方をし、それによって学校や職場も活性化し、国全体が気概にあふれる、そんな日本を作りたいものである。

Wp03b

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