『「自分に問題がある」と思い直す』
1.経営者の中には、短気でしょっちゅう部下とけんかしているのに、とても慕われている人がいる。こうした社長はけんかした後に、仲直りするのがとてもうまい。部下の失敗に怒
って雷を落としても、すぐに何事もなかったかのように話しかけ、けんかをする前以上の関係を築いてしまう。
2.彼らが仲直り上手なのは「どんなときであっても、相手だけが一方的に悪いということはない」という考えを心のどこかに持っているからだ。部下のミスに一瞬、カッとなっても、自分の伝え方に問題があったのかもしれないと思い直す。名経営者は、遠慮なく社員を叱り、許し、時には素直に謝り、対立と和解を繰り返しながら、周囲との絆をゆるぎないものにしていく。
(参考:「日経トップリーダー」2010年6月号)
« 【女子ゴルフ】「相当のプレッシャーがある」 日本女子プロ協会、新会長に小林浩美理事 | トップページ | 【主張】新防衛大綱 日本版NSCを評価する »
「経営」カテゴリの記事
- ノーサイド・ゲーム(池井戸潤著)(2019.11.16)
- 実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた(橋下徹著)(2019.10.11)
- 田中角栄のふろしき 首相秘書官の証言(前野雅弥著)(2019.10.08)
- もう銀行はいらない(上念司著)(2019.10.02)
- イオンを創った女 ― 評伝 小嶋千鶴子(東海正和著)(2019.09.17)
« 【女子ゴルフ】「相当のプレッシャーがある」 日本女子プロ協会、新会長に小林浩美理事 | トップページ | 【主張】新防衛大綱 日本版NSCを評価する »
コメント