『昭和のバスガイドが現役復帰』
1.1949年に定期観光バスの会社としてスタートした、東京観光の「はとバス」は、昨年「還暦」を迎えた。歴史の古い会社にありがちなマンネリや停滞に陥ることなく、業績好調を続ける秘密はどこにあるのだろう。目下、大ヒット躍進中の企画に昨年60周年記念企画として行った「昭和の名ガイドと行く都内半日コース」がある。昭和の時代に現役だったが、
今は退職している50歳以上のOGに声をかけ現役復帰してもらった。
2.昭和の時代を生きた方々にとって思い出の強いところを選び、そこに歌を選ぶ。例えば、集団就職で東北から出てきた方にとっては、上野駅は思い出のこもる場所。そこでは「ああ上野駅」を歌う。「はとバス」は、厳しいときも人を切るようなことはしなかった。だからこそ、昭和のバスガイド企画もOGがこぞって引き受けてくれた。自由闊達さが「はとバス」の強みなのである。(参考:「週刊東洋経済」:2010年7月17日号)
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