金閣・銀閣住職が申告漏れ 掛け軸などの揮毫料
金閣寺と銀閣寺の住職を務める有馬頼底・臨済宗相国寺派管長が、掛け軸などの「揮毫(きごう)料」として得た収入2億円の申告漏れを大阪国税局から指摘されたことが分かりました。
関係者によると、有馬管長は、美術品販売会社などから依頼を受けて掛け軸や額などに揮毫し、1点につき5万円程度、3年間で約2億円を受け取りました。これを金閣や銀閣などの宗教法人に入金せず、税務申告もしませんでした。お布施などは原則、非課税ですが、国税局は今回の2億円を個人所得と判断したとみられます。
有馬頼底・臨済宗相国寺派管長:「(Q.報告の義務があるという認識は)全然ない。今まで20年間やってきたが、何にも(指摘が)なかった」
追徴税額は約1億円で、有馬管長は修正申告をすでに済ませています。
(テレビ朝日ニュース2011.2.17)
============================
こういう場合必ず無知を装う。
宗教法人税制も見直す時期だよね・・・
« トヨタ「安全」判定 あの騒ぎは何だったのか | トップページ | 悠々として急げ(Festina Lente)(中部銀次郎) »
「税」カテゴリの記事
- 国民総株主(前澤友作著)(2025.04.11)
- 日銀の限界 円安、物価、賃金はどうなる?(野口悠紀雄著)(2025.03.08)
- 亡国の脱税:政治とお金の大問題(大村大次郎著)(2024.08.27)
- 脱税の世界史(大村大次郎著)(2024.08.04)
- 安倍晋三vs財務省(田村秀男、石橋文登共著)(2024.03.19)
« トヨタ「安全」判定 あの騒ぎは何だったのか | トップページ | 悠々として急げ(Festina Lente)(中部銀次郎) »
コメント