『部下をしかるががっかりはさせない』
1.部下との円滑な関係を保つには、「嫌われないこと」が一番だと思っている人がいる。だが、これは必ずしも正しい考えではない。一度しかって部下を否定したら、後でその5倍、部下を肯定する。そんな気構えと、「仕事を進めるための必然性」さえあれば、上司は嫌われても構わない。
2.上司にとって致命的なのは、「嫌われること」でなく、「がっかりされること」だ。人間は、ちょっとしたことで一度嫌った人間を再び好きになるが、一度がっかりさせられた相手を簡単に見直すことはできない。本田宗一郎氏も、松下幸之助氏も、多くの部下をしかり、
時には嫌われた。しかし、部下から「がっかりされたこと」は一度もない。
(参考:「日経トップリーダー」:2010年11月号)
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