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2011年3月10日 (木)

【産経抄】3月10日

 「とかく日本人は椅子に座りたがり過ぎる。ほんのちょっとの時間でも、椅子があれば座る。座るな、立ってろ、と言いたい」。病に倒れる前の大島渚さんが、エッセー集『ぼくの流儀』(淡交社)で怒っていた。

 ▼立食パーティーでさえ、座っている人が目立つ。日本人の生活が畳から椅子に変わったものの、一人で立つという姿勢にまだ慣れていないからだ、という。最近は立ち飲みの居酒屋も増えてきた。ただ座り方には、まだまだ問題が多いようだ。

 ▼とりわけ混雑した電車のなかで、隣との隙間を詰めようとせず、足を投げ出し、あるいは広げて平気な人が多すぎる。日本民営鉄道協会が、毎年行っているアンケートでも、車内での困った行為として、「座席の座り方」が、「騒々しい会話」や「ヘッドホンからの音漏れ」とともに、常に上位にランクされてきた。

 ▼そこでJR東日本では、乗客が姿勢良く座れるようにデザインした新型座席を、6月から山手線で試験的に導入すると発表した。座面の左右を盛り上げ、背もたれのくぼみを深くしているので、隣の人や前に立つ人に、迷惑をかけにくくなっている。行儀を良くする座席の開発とは、いかにも日本人らしい発想だ。

 ▼一方、東京メトロによる月替わりのポスターも注目を浴びている。公共の場所にふさわしくない行為を取り上げてきた「家でやろう。」に代わって、昨年度から、周りを気持ちよくさせる心遣いをイラストにした「またやろう。」シリーズを展開している。

 ▼各鉄道会社の工夫をこらしたマナー向上作戦には、頭が下がる。とはいえ大島さんのような怒れる大人が、「立ってろ」と一喝するのが、一番効果的だと思うのだが。

(産経ニュース2011.3.10)

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