『漏水率の低さが武器(水ビジネス)』
1.日本最大の水道事業者、東京都水道局が海外展開を本格化している。武器は漏水率の低さ。自治体が抱え込んでいたノウハウが、売れる時代になった。ロンドンやパリといった都市は、家庭に届くまでに水道管から地中に漏れ出す漏水率が約20%に達するが、東京のそれは3%にすぎない。
2.マレーシアでは漏水や盗水で失われる「無収水率」は約40%に達し、水質も安定していない。しかも、2010年までの5年間では無収水率を0.5%しか改善できなかった。東京都は昨年(2010年)、マレーシアに加え、インドに調査団を派遣し、現地の水環境や事業の可能性を探り始めた。こうした動きは、日本の水ビジネスを一変させる可能性を秘めている。(参考:「日経ビジネス」2010年12月6日号)
« 相続脱税最高額28億円に実刑、罰金5億円. | トップページ | 桑田、“良き相棒”で若者を応援! »
「日本・日本人」カテゴリの記事
- 属国の銃弾(永瀬隼介著)(2022.06.23)
- 6月10日:本家北海道移住(2022.06.10)
- 田中角栄の昭和(保阪正康著)(2022.06.08)
- 4月23日:岩田守耕先生ご命日(2022.04.23)
- 庶民の日本史 ねずさんが描く「よろこびあふれる楽しい国」の人々の物語(小名木善行著)(2022.04.15)
「経営」カテゴリの記事
- 新・現代会計入門 第4版(伊藤邦雄著)(2022.05.27)
- 成しとげる力(永守重信著)(2022.05.24)
- 映画「七つの会議」(2022.04.08)
- 永守流 経営とお金の原則(永森重信著)(2022.03.09)
- ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら(眞邊明人著)(2022.01.26)
コメント