『漏水率の低さが武器(水ビジネス)』
1.日本最大の水道事業者、東京都水道局が海外展開を本格化している。武器は漏水率の低さ。自治体が抱え込んでいたノウハウが、売れる時代になった。ロンドンやパリといった都市は、家庭に届くまでに水道管から地中に漏れ出す漏水率が約20%に達するが、東京のそれは3%にすぎない。
2.マレーシアでは漏水や盗水で失われる「無収水率」は約40%に達し、水質も安定していない。しかも、2010年までの5年間では無収水率を0.5%しか改善できなかった。東京都は昨年(2010年)、マレーシアに加え、インドに調査団を派遣し、現地の水環境や事業の可能性を探り始めた。こうした動きは、日本の水ビジネスを一変させる可能性を秘めている。(参考:「日経ビジネス」2010年12月6日号)
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