【ジョークは語る】この島は中国のものだ!
中国のインターナショナルスクールで、教師が生徒に問題を投げかけた。「外国の食糧不足に関してあなた自身の見方を述べよ」
だが生徒らは問題の真意がつかめず、教師は質問ぜめに。米国から来た生徒は「食糧が不足するってどんな意味ですか?」。アフリカからの生徒は「食糧って何ですか?」と首をひねる。だが中国人の生徒だけは「あなた自身の見方ってどういう意味ですか」と聞いた。
中国のインターネット上で流行しているジョークだが、中国人は、米国人の豊かさが気に入らない一方、アフリカを見下している。ただ、中国人自身「自分の考え方」を養う教育を受けてないとの皮肉も込められている。
やや自虐的なジョークもある。韓国人が携帯電話を手に「われわれにはサムソンだって、LGだってある」とブランドを誇示すると、中国人は「オレには不動産がある」とポツリ。日本人が「ソニーも松下も日本のものです」とメガネの奥を光らせると、中国人は「オレには不動産がある」。米国人が「アップルだってマイクロソフトだってアメリカのさ」というと、中国人はまたもや「オレには不動産がある」。
バブルが続く不動産しか自慢のタネがないのか。ブランドや先進技術の欠如に対する悔しさがにじむ。
無人島を舞台にしたジョークもある。海図にない島に故障した船が漂着した。ドイツ人は故障をどう直すか研究を始め、フランス人とイタリア人は島に女性が潜んでいないか、うきうきしながら探しに行った。日本人は漂着後にどうすべきか日本の本社に問い合わせる通信手段を探し始めた。だが、中国人はこの島の領有権を主張し始めた。
中国人が作ったジョークかどうかは定かでない。(産経ニュース2011.7.3)
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