【全米女子OPゴルフ】逆転で栄冠つかんだ韓国ユ・ソヨン 日本が送り出したメジャー優勝者
3ホールを残し、首位のソ・ヒキョンに1打差でスタートした最終ラウンド。17番(パー5)でバーディーパットをわずかに外したものの、最終18番(パー4)で難しいラインの2メートルのパットを沈めてバーディーを奪い、韓国勢5人目となる栄冠に向けてプレーオフに持ち込んだ。
72ホールを終えて「自分のエネルギーを使うことに全力を尽くした」と語っていたユ・ソヨンだが、全く疲労感はなかった。逆に前日にプレーを終えていたソに対し、3ホールでもプレーし「朝一度、プレーしていて、グリーンの感触などを経験していたことは有利だった」とアドバンテージをしっかり生かした格好だ。
16番からの3ホールで行われたプレーオフでは、17番でボギーをたたいたソに対し、ユは今度はしっかりとバーディー。18番でもバーディーを奪い、2009年に韓国ツアーでメジャー3勝を含む5勝で賞金女王になったソを破って、勝利を手にした。
中学1年から本格的にゴルフを始め、07年にプロとなり、08年に韓国ツアーでデビュー戦に優勝してみせた。09年には韓国ツアーで4勝を挙げた。その年には日本の本間ゴルフとクラブ使用で契約。「力を入れなくても良いショットが打てるところが気に入って使っている」とコメントしていた。いわば、日本が送り出したメジャー優勝者なのかもしれない。
そして、韓国の女子ゴルフの現在の隆盛を築いた第一人者の朴セリの目の前での優勝に「尊敬する朴セリさんに祝ってもらい感激した」と21歳は瞳を輝かせていた。
(産経ニュース2011.7.12)
============================
やはり世界の壁は厚い。
韓国勢のメンタルの強さを学ぶべきだ。
« 『どん底から復活する』 | トップページ | 【サッカー女子W杯】なでしこ3発完勝 初の決勝進出 メダル確定 »
「Golf」カテゴリの記事
- 2022年第24回目のラウンド(藤岡GC東)909(2022.07.17)
- ゴルフルールBOOK(新星出版社編集部)(2021.01.03)
- ゴルフが突然うまくなる魔法の名言 ライフエキスパートのゴルフ(ライフエキスパート編集)(2020.11.06)
- 入っちゃう! パットの法則(星谷孝幸著)(2020.09.25)
- 60歳からでもシングルになれる静かなスイング(新井敏夫著)(2019.11.29)
コメント