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2011年9月19日 (月)

日本中枢の崩壊(古賀茂明)

今回の福島原発事故の裏で原子力村と言う閉鎖社会にどっぷりと浸かって、恐ろしくガラパゴス化した産官学連合体は「日本中枢の崩壊」の一つの縮図である。
天下り天国が生んだ原発事故なのである。

 公務員制度改革の流れは安部晋三内閣の時から始まる。公務員による天下りの斡旋を禁止する国家公務員法改正は霞が関から見ればとんでもないもので、これが官僚「のサボタージュを呼び安部政権崩壊の一因となった。

 現在の霞が関の最大の問題点は官僚が国民のために働く仕組みになっていない。官僚は省利省益の確保と縄張り争いに血道をあげる。もう一つの欠点は年功序列と身分保障が絶対の規範なのである。年功序列と縦割り社会なのだ。仕事の実績は関係なく悪事でもやらない限りは降格もない。ゆえに国民が納めて「消えた年金問題」でも社会保険庁長官は悠々と天下りし生活保障がなされる。

 民主党は前面に「脱官僚」を掲げて国民の支持を受け自民党政権を終焉させた。国民は自民党時代の政官癒着から脱却できるのを期待していた。しかしその後は看板倒れである。

 政権奪取後方針を変えたのだ。

 国民の注目を集めた事業仕分けにしてもそのシナリオは財務省が作るのだ。官僚が政治家に対しサボタージュを決め込むと政治家は身動きが取れない仕組みを利用してい省利省益に血道をあげる。

 エリートと言われる人の欠点は、常に人から褒められ続けているので増長してしまうのだ。そして自信過剰になり自分を見失い、リスクを取らない事だ。次は常に怒られることと批判されることを嫌い「過ちを認めない」点であろう。政治家よりも官僚が行政の担い手なのだと自負している。しかし本当にエリートなら日本の国家債務を1000兆円近くまで積み上げたりはしない。数年以内に歳入がストップし「政府閉鎖」という事態も見える。そうした危機感を煽って大増税が実施され日本経済は奈落の底へと落ちる。タイムリミットは2013年。この国をリードする中枢には危機感も何もない。

そのことこそが、この国の最大の危機である。

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