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2011年10月31日 (月)

『貿易赤字は定着した』野口悠紀雄(早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問)

1.平成23年4月の貿易収支は4637億円の赤字となった。昨年4月は7292億円の黒字だったので、1兆2000億円ほど赤字が拡大したことになる。その数字は、日本経済に大きな構造変化が生じていることをはっきりと示している。4月の貿易収支が赤字となった主原因は輸出の減少である。特に自動車の落ち込みが激しい。

2.他方で、いまだ本格的には顕在化していないが、今後の貿易収支を悪化させる要因がある。それは、原子力発電から火力発電へのシフトによって、LNGなどの発電用燃料の輸入が増加することだ。東京電力ではこれによって燃料費の増加が年間7000億円から1兆円程度に上るとしている。日本全体では輸入が年間2兆~3兆円程度増える可能性がある。以上を考えると、貿易赤字を早期に克服するのは難しい。むしろ、貿易赤字は定着したと考えるべきだ。

3.「日本のモノつくりが強い」と言われたが、それは原子力発電の本来のコストを顕在化させず、安いコストで使用していたからだ。そのため、日本の製造業は、実力以上の価格競争力を持ったのだ。つまり、これまでの貿易立国は、原子力発電という踏み台に乗ったものだった、それに気づいた今、無理してベッドを長くすることはやめにして、膝を曲げてベッドに合わせる努力をするべきだろう。

(参考:「週刊ダイヤモンド」2011年6月11日号)

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