監査法人の基準見直し 検討へ
巨額の損失を隠していたオリンパスの問題を受けて、自見郵政改革・金融担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、日本公認会計士協会などと連携をしながら今後、監査法人が決算をチェックする際の基準の見直しを検討していく考えを示しました。
この中で自見郵政改革・金融担当大臣は、オリンパスによる巨額の損失隠し問題について、「投資家から市場の公正性や透明性に疑念が持たれているというのは憂慮すべきことだ」と述べました。そのうえで、自見大臣は「今回の会計不正に対して、監査人が有効に機能しなかった要因を分析し、日本公認会計士協会などと連携をしながら、今後、会計の不正に対応するため、監査手続きの充実を図っていく必要がある」と述べ、今後、監査法人が決算をチェックする際の基準の見直しを検討していく考えを示しました。さらに、自見大臣は「社外取締役などの独立性や役割を明確にするため、上場規則や開示ルールの見直しも必要だ」と述べ、今後、東京証券取引所などと連携し、有効な企業統治の方策についても検討を進める考えを示しました。
(NHKニュース2011.12.16)
===========================
二律背反に中、すべてを排除し、独立性を堅持する。
監査法人の権威を保つ道はただひとつ!
« 『すべては心の持ち方次第だ』(渋沢栄一) | トップページ | 「ソニー創業者・井深大氏が語ったリーダー論」宮端清次(はとバス元社長)『致知』2008年2月号特集「将の条件」より »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る(安倍洋子著)(2023.01.17)
- 赤い水曜日 慰安婦運動30年の嘘(金柄憲著、 金光英実訳)(2022.12.29)
- わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ(櫻井よし子、ケント・ギルバート共著)(2022.12.15)
« 『すべては心の持ち方次第だ』(渋沢栄一) | トップページ | 「ソニー創業者・井深大氏が語ったリーダー論」宮端清次(はとバス元社長)『致知』2008年2月号特集「将の条件」より »
コメント