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2011年12月24日 (土)

【産経抄】12月24日

 

田中角栄元首相が世を去って18年もたつが、彼の恋文が因縁浅からぬ月刊文芸春秋の巻頭を飾るほど根強い人気がある。「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれた行動力もさることながら、情に厚く、肝心要の場面では筋を通した侠気(おとこぎ)が郷愁を呼んでいるのだろう。

▼おととい公開された昭和47年の日中国交正常化に関する外交文書からも当時首相だった彼の侠気がほのみえる。北京での詰めの交渉で中国側は、日本の軍事力強化を恐れ、「日本軍国主義が中国人民に損害をもたらした」との一節を共同声明に盛り込むよう執拗(しつよう)に要求した。

▼角さんは、盟友の大平正芳外相を通じ「帰国」カードをちらつかせて頑としてはねつけた。交渉後に大平氏が首相の指示を次のように明かしているが、一国の宰相としての矜持(きょうじ)がひしひしと伝わってくる。

▼自分は軍国主義者も共産主義者も含めて日本国民全体を代表してきているのだから、「軍国主義」をうんぬんして国民の一部を非難することはできない、と。結局、中国側も折れて「軍国主義」という言葉は共同声明に盛り込まれなかった。

▼そんな先人の苦労を平成の政治家たちは台無しにしてしまった。最も罪深いのは、河野洋平元衆院議長だ。官房長官時代、どこかの新聞に踊らされて証拠もないのに軍に強制された慰安婦がいたかのような談話を発表。今に至るまで日韓関係に大きな禍根を残したばかりか、中国にも媚(こ)びへつらい続けた。

▼野田佳彦首相は明日から中国を訪問するが、どうも心もとない。角さんほどは望まぬが、河野氏を反面教師にして日本代表の矜持はみせてほしい。中国から白黒の珍獣を貸してもらうだけで喜んで帰るようでは失格だ。

(産経ニュース2011.12.24)

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