【男子ゴルフ】杉原輝雄氏が死去 「まむし」と呼ばれプロゴルファー50年以上 74歳、前立腺がん
50年以上にわたって現役を続け、飽くなき勝利への執念から「まむし」と呼ばれた男子プロゴルファーの杉原輝雄(すぎはら・てるお)さんが28日、前立腺がんのため死去した。74歳。大阪府出身。葬儀、告別式の日程は未定。
平成9年に前立腺がんが発見されたが、手術をせず、がんと戦いながら、ツアーに参戦していた。22年春には国内ツアー「中日クラウンズ」に51年連続で出場し、アーノルド・パーマーの持つマスターズ・トーナメント50年連続出場を抜き、同一大会連続出場の世界記録を更新した。だがその年の夏、がんが転移し、治療に専念していた。23年は貧血や微熱が続き、中日クラウンズを欠場し、記録は51年連続で止まった。
小学生のときに大阪府茨木市の茨木カンツリー倶楽部(CC)で、キャディーのアルバイトを始め、中学を卒業すると同CCに就職。夜間高校に通いながら、研修生として腕を磨き、昭和32年、プロテストに合格した。初優勝は昭和37年の日本オープン。身長160センチと小柄なプロゴルファーだったが、飛距離が劣る分、アプローチ、パッティングの精度を高めるため、他の選手があきれるほど練習した。また長尺ドライバーの使用、がん発覚後は加圧トレーニングを行うなど、体格的なハンディを補うため、さまざまな工夫をしていた。平成18年の「つるやオープン」では、レギュラーツアーでの世界最年長予選通過記録(68歳311日)を達成した。
(産経ニュース2011.12.28)
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非力ながら、絶妙なアプローチとパットで51勝。
昭和のまむしが逝く。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=270335
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