【女子ゴルフ】斉藤愛璃がプロ初優勝 開幕戦ダイキン・オーキッド
国内女子ゴルフの開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディースは4日、沖縄・琉球GC(6439ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、2位に2打差の首位で出た斉藤愛璃が通算10アンダーで並んだプレーオフで三塚優子、李知姫(韓国)を下してプロ初優勝。優勝賞金1440万円を獲得した。
斉藤はスタートの1番でダブルボギーをたたいたが、その後は4バーディーと盛り返した。しかし17、18番と連続ボギーとし、プレーオフにもつれた。
2位は三塚と李。1打差の4位には一時単独首位に立った菊地絵理香がつけた。
前日10位の横峯さくらは1イーグル、4バーディー、2ボギーの4アンダーでラウンドし、通算8アンダーの5位。アマチュアで前日7位につけた比嘉真美子は通算5アンダーの16位に終わった。
(産経ニュース2012.3.4)
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通算10アンダーで並んだ3人によるプレーオフ。飛ばし屋の三塚に、ツアー通算15勝の李知姫。格から言えば、斉藤愛璃は最も不利とみられた。しかも17、18番でボギーをたたき、自滅する形でプレーオフになだれ込んでいた。
1ホール目で李がバーディーを奪えず脱落。2ホール目は三塚が高麗グリーンの強い芝目に負けてパーを拾えず、パーだった実質プロ3年目の22歳にプロ初優勝が転がり込んだ。「夢みたいです。私が優勝できるなんて」は、率直な思いだろう。
ただ、伏線はあった。プロテストに昨年合格するまで2度落ち、その間にスコアが伸び悩む「ゴルフの壁」にぶち当たっていた。そんな時、2年前から指導を受ける桜井大輔コーチに、今の自分の技術でできるコースマネジメントの重要性を説かれた。それまでは性格も手伝い「ピンを攻める」強気なゴルフだったのが、安全にパーが拾えるメリハリを覚えた。
さらにオフのウエートトレーニングで飛距離が10~15ヤード伸び、アプローチなどのショートゲームの精度向上で「取りこぼしが少なくなった」ことが加味されて、今回の“シンデレラロード”に結びついたといえる。
ただ、プロとしては始まったばかり。「今のままでは技術を上げないと確実な優勝はできないと思う」。堅実に自らの足元を見つめ、「お客さんを盛り上げる、見ていて楽しいゴルフをしたい」と理想像を思い描いていた。
(産経ニュース2012.3.4)
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いよいよはじまりましたね。
新人で確実なコース・マネジメントは見事だった。
ゴルフは飛距離ではなく、マネジメントとショート・ゲームだな。
プレーオフを観ていて、Sの三塚、Mの齋藤って感じでした。
しかし、三塚のパット、ゴルフは最後までわからないよ。
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