アーティスト」5冠、作品賞も 仏映画史上初、83年ぶりサイレント
第84回米アカデミー賞の作品賞は、白黒のサイレント(無声)映画「アーティスト」(ミシェル・アザナヴィシウス監督)が受賞した。フランス映画が作品賞を制したのはオスカー史上初。無声映画としては1929年の第1回受賞作「つばさ」以来、83年ぶりの快挙となった。
同作の舞台は古き良きハリウッドの黄金時代。1927年、サイレント映画界屈指のスター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)を見初め、人気女優へと導く物語だ。2人は恋に落ちるが、サイレントからトーキー(映像と音声を収録した現在のスタイル)への移行期で、ジョージは落ち目となり…。
外国映画は通常、外国語映画部門の対象となるが、本作はせりふを収録しない無声映画のスタイルであるためそのカテゴリーからはずれ、作品賞にノミネートされた経緯がある。
同作のプロデューサーは受賞スピーチで「ミシェル・アザナヴィシウス監督のプロデューサーになれてうれしい」と語り、続いてアザナヴィシウス監督は「(米国と時差のある)フランスにいる子供たちに『こんにちは。30分後に寝なさいね』。妻のベレニスには『愛している』といいたい。彼女は作品のインスピレーションを与えてくれた。人生をともに歩んでくれてありがとう。そして尊敬する故ビリー・ワイルダー監督に感謝したい」と喜びを語った。妻のベレニス・ベジョ(35)は同作のヒロイン役で助演女優賞にノミネートされていた。
(産経ニュース2012.2.27)
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サイレント映画が久しぶりの栄冠を・・・
中学時代にチャップリン、よく見たよなぁ~
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