『世界の変化を把握する』坂根正弘(コマツ会長)
1.国のリーダーも企業のリーダーもそうですが、まず世界が本質的にどんな変化をしているのかをきちんと把握したうえで、自分たちの強みをベースにした戦略を描くことが必要です。そして、その戦略に国民や社員の汗と知恵を結晶するために、トップがどんなメッセージを発信すればいいかと真剣に考えるのです。すべてはトップの「言葉力」にかかっています。
2.長い目で見れば、グローバル展開は必須です。日本企業が成長を続けるには、直接、間接を問わず、特にアジアの伸びに何としてもかかわりを持たないといけません。最近気になるのは、「日本は少子高齢化と人口減少の中で、どう生きていくか」という内向きの議論が多いことです。外を見て下さい。世界では人口爆発が起きています。ここに食らいついていくことです。
(参考:「日経トップリーダー」2012年1月号)
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