利他-人は人のために生きる-(稲盛和夫、瀬戸内寂聴共著)
本の内容
なぜ、いい人ほど不幸になるのか? 理不尽な世の中を生き抜くヒントは「利他」‐‐誰かの幸せのために生きる覚悟にある。日本を代表する二人の仏教者が、震災後の苦難の時代を生きる知恵と覚悟を語り合う必読対談。
第1章 震災を経験して 今こそ、勇気を—「千年に一度」の悲しみを乗り越える法
第2章 逆説の人生観 なぜ、いい人ほど不幸になるのか—どんな悪い世の中もいずれ変わる
第3章 震災後の生き方 「利他」のすすめ—人は“誰かの幸せ”のために生きている
第4章 新・日本人論 日本を変えよう、今—「小欲知足」と「慈悲」を忘れた日本人へ
第5章 「利他」の実践 人はなぜ「働く」のか—“誰かのために尽くす”ことが心を高める
第6章 生と死のあいだ 「天寿」と「あの世」の話—「生老病死」の四苦とどう付き合うか
著者情報
瀬戸内 寂聴
1922年徳島県生まれ。作家・僧侶。57年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞。63年『夏の終り』で女流文学賞。73年に岩手・中尊寺で得度。87年より天台寺住職に就任し、無料の青空説法を始める(2005年以降、名誉住職)。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞。98年『現代語訳源氏物語』を完成。2001年『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章、国際ノニーノ賞
稲盛 和夫
1932年鹿児島県生まれ。経営者。59年に京都セラミック(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年に第二電電(現・KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年に日本航空(JAL)会長に就任。このほか、84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、経営塾「盛和塾」の塾長として経営者の育成に心血を注いでいる。
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