元税務署長の実刑破棄、脱税関与巡り福岡高裁判決
不動産会社の脱税に関与したとして、法人税法違反に問われた元小倉税務署長で元税理士の高藤正義被告(69)の控訴審判決が13日、福岡高裁であった。陶山博生裁判長は「税理士の社会的信頼を失墜させたことを後悔し、福岡県弁護士会などに300万円を寄付して反省の態度を示している」と述べ、懲役1年6月とした1審判決を破棄し、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
判決によると、高藤被告は北九州市の不動産会社「アイデアル」の社長(有罪判決確定)らと共謀。2006年6月からの1年間の所得が約20億9290万円だったのに、約6億1150万円とする虚偽の内容を小倉税務署に申告し、法人税約4億4440万円を脱税した。高藤被告は一貫して無罪を主張していた。
(読売新聞2012.6.14)
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魔が差す。
後悔先に立たず。
これまでの努力が水の泡。
嘘は必ずバレますね。
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