『民間主導のEV天国作り(沖縄)』
1.EV(電気自動車)を購入しようと考えた時、不安なのが航続距離の問題だ。ところが、そんな心配はほとんどない「EV天国」が、既に日本国内に存在している。それが沖縄だ。県内10社、県外16社が共同出資して設立した企業、エー・イー・シー(AEC、那覇市)が、県内18カ所に27基の充電器を設置し、EV利用者向けの充電サービスを提供する。
2.沖縄のEV普及のカギはレンタカー。AECの出資企業には三菱自動車などが名を連ね、登録レンタカー台数2万台という一大市場に売り込みをかける。 ただし、真の狙いはレンタカー市場の次にある。「沖縄では中古車市場が発達している。レンタカー会社は、中古車市場に車両を放出することを前提にすればEVのレンタル料を抑えられる。その間に充電インフラを我々が構築し、県民が安心して中古EVを購入できる環境を整える」(AEC幹部)。
(参考:「日経ビジネス」2012年2月27日号)
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