博報堂と傘下５社、申告漏れ１０億円 東京国税局指摘

　

広告大手「博報堂ＤＹホールディングス」（東京都港区）とホールディングス傘下の５社が東京国税局の税務調査を受け、２０１０年３月期までの２年間で計約１０億円の申告漏れを指摘されたことが分かった。重加算税を含め、６社で計約４億４千万円を追徴課税されたという。

　博報堂ＤＹホールディングスによると、同ホールディングスと博報堂など子会社５社の計６社が導入したコンピューターシステムの経費などに関し、計上時期に誤りがある「期ずれ」を指摘された。また、受取配当金の算入方法でも記載ミスが原因の申告漏れを指摘された。

　「期ずれ」のうち約９００万円については、業務の終了時期が０９年４月だったのに、前月（３月）の時点でグループ外の協力会社に請求書を発行するよう指示したと判断され、悪質な仮装・隠蔽（いんぺい）を伴う所得隠しと認定されたという。

（ｇｏｏニュース2012.7.7）

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　よく使われる決算前の処理。

　期ずれはなかなか難しい判断だよね。