桑田佳祐、東京タワーを背に尾崎紀世彦と伊藤エミを偲んで熱唱
7月14日、TBS系『音楽の日』に桑田佳祐が東京プリンスホテルの屋上からの生中継で出演。桑田は、最新曲「愛しい人へ捧ぐ歌」のほか、昭和歌謡の名曲である尾崎紀世彦「また逢う日まで」、そしてザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」をフルバンドを従えて熱唱した。
尾崎紀世彦は、地元・茅ヶ崎の先輩。一方のザ・ピーナッツも、桑田の好きなグループのひとつ。そして同時に、尾崎紀世彦も、ザ・ピーナッツの伊藤エミも、つい先ごろ訃報が舞い込んだばかり。偉大な先人を偲び、そして彼らが残してくれた素晴らしい音楽を讃えて、桑田はこの2曲を歌ったのだ。
一方、東京タワーといえば、戦後日本の繁栄の象徴として、ずっと東京の真ん中で社会を見守ってきた。一定の役割を果たし、新たにそのポジションを他に渡しつつあるこのランドマークだが、今でも変わらない存在感を持って、その美しく壮大な姿を我々に見せてくれている。まさに、発表から半世紀近くを経ても未だ輝きを失わない両楽曲を歌う場としてふさわしい場所だったといえる。
今回の東京タワーを背景にした桑田パフォーマンスは、決して色褪せることのない名曲、そして“歌の力”を感じさせてくれるものだった。
(MSNニュース2012.7.16)
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夏休みほど、思い出が鮮明によみがえる。
懐かしい昭和を・・・
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