熱情~田中角栄をとりこにした芸者~(辻和子著)
角栄の物心を支え、角栄がすべてを許した芸者が初めて明かす「生(き)の角栄」!
東京・神楽坂の超売れっ子芸者が、角栄に見初められ、人生を共にすることを決意。二男一女をもうけ、誰よりも身近で寄り添ってきた大宰相との日々と女の意気地を語る!
この本に載せるおとうさんの写真を探すために、地下の倉庫に下りていったとき、思いがけないものを見つけました。昭和30年と記した日記帳です。(中略)わたしは懐かしさでいっぱいになりました。ふたたび戻ることのない日々が、そこにあります。わたしのまわりの懐かしい人々、おとうさんとわたしの生きた日々がよみがえります。けれど、おとうさんはもういません。一陣の風のように去っていきました。そして、わたしは、ああいう人にはもう2度と会えないだろうと強く悟りました。大きな人でした。(本文より抜粋)
東京・神楽坂の超売れっ子芸者が、角栄に見初められ、人生を共にすることを決意。二男一女をもうけ、誰よりも身近で寄り添ってきた大宰相との日々と女の意気地を語る!
この本に載せるおとうさんの写真を探すために、地下の倉庫に下りていったとき、思いがけないものを見つけました。昭和30年と記した日記帳です。(中略)わたしは懐かしさでいっぱいになりました。ふたたび戻ることのない日々が、そこにあります。わたしのまわりの懐かしい人々、おとうさんとわたしの生きた日々がよみがえります。けれど、おとうさんはもういません。一陣の風のように去っていきました。そして、わたしは、ああいう人にはもう2度と会えないだろうと強く悟りました。大きな人でした。(本文より抜粋)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
角栄の物心を支え、角栄がすべてを許した芸者が初めて明かす「生の角栄」!東京・神楽坂の超売れっ子芸者が、角栄に見初められ、人生を共にすることを決意。二男一女をもうけ、誰よりも身近で寄り添ってきた大宰相との日々と女の意気地を語る。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 運命の男/第1章 芸妓置屋に生きる/第2章 田中びいき/第3章 素人さんの生活/第4章 戻ることのない日々/第5章 真実の重さ/第6章 最後まで共に
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
辻和子(ツジカズコ)
1927年、東京・深川で、山梨吉次郎・なおの末娘として生まれる。父が商売に失敗し、八歳のとき、東京・神楽坂の芸妓置屋・金満津に養女としてもらわれる。養母・辻むらのもとで芸を仕込まれ、十四歳で「円弥」の名前でお座敷にあがる。踊り上手で美人、戦前から戦後の超売れっ子時代のただなか、1946年、十九歳のとき、二十八歳の田中角栄に出会う。その後、四十七年間にわたって、田中角栄と人生を共にし、二男一女をもうける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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