67回目の戦没者追悼式 平和への誓い新た
67回目の終戦の日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。昭和38年8月15日の初開催から今回で50回目となる追悼式には、天皇、皇后両陛下のご臨席のもと、野田佳彦首相や全国各地の遺族らが参列。戦争の犠牲となった軍人・軍属約230万人および一般市民約80万人、あわせて約310万人の冥福を祈るとともに、平和への誓いを新たにした。
式典では、両陛下のご入場後、参列者全員で国歌を斉唱した。野田首相は式辞で「先の大戦では、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えた」と戦争の加害責任に言及。昨年発生した東日本大震災にも触れ、「わが国の安定と発展を願い続けた戦没者のためにも、私たちは震災からの復興を通じた日本再生という使命を果たしていかなければならない」とした。
その後、正午の時報とともに、1分間の黙とうをささげ、天皇陛下が「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります」と、お言葉を述べられた。また、遺族代表で弟が沖縄で戦死した北海道蘭越町(らんこしちょう)の下條司さん(89)らが追悼の辞を述べた。
厚生労働省によると、参列予定遺族4821人のうち戦後生まれが514人と初めて500人を超えた一方、戦没者の父母は2年連続ゼロ。妻も昨年(43人)から大幅減の24人だった。
(産経ニュース2012.8.15)
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67回目の終戦記念日。
亡くなられた先人に敬意と感謝の意を表し、残された日本人は
決して忘れず、平和を希求していかなければならない。
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