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2012年8月27日 (月)

【書評】『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創(つく)る』

■記録と対談で明かす冤罪

 「私は毎日、独房で袋貼りをしていました」-。60日間にわたる収監生活を淡々と振り返る植草一秀氏。周知のとおり、植草氏は電車内の痴漢事件(2006年)容疑で起訴され、09年に有罪が確定しました。

 日本の刑事裁判の有罪率は99・8%に上ります。国民は公正中立な裁判を疑いません。が、「足利事件」などの冤罪(えんざい)や昨今の検察不祥事が明らかになるにつれ、司法に不信の目を向けるようになったことも事実です。

 もしかしたら検察は、裁判で「有罪」が導かれるように事件を「創作」しているのではないか-。証拠の改竄(かいざん)(障害者郵便制度悪用事件)や虚偽報告書作成(陸山会事件)。「創られた有罪」の事例が頻出しています。

 本書は大きく2本の柱で構成されています。1つは高橋博彦氏による「植草事件」(2006年、京急車内の事件)の公判傍聴記録、もう1つが副島隆彦、植草一秀両氏による対論です。

 克明に記録された傍聴記は、法廷での生々しいやり取りと著者による分析が相俟(あいま)って、「植草事件」の本質を掘り下げてゆきます。事件の目撃証言や警察の初動捜査に対して数々の疑問点を指摘し、読む者を捉えて離しません。

 一方、3年ぶりに実現した「副島・植草対論」。注目すべきは、橋下徹大阪市長を中心とする政局への言及です。「橋下首相待望論」が浮上するなか、副島・植草両氏は、そうした日本の空気に警鐘を鳴らします。それはなぜなのか? ぜひ本書をご一読ください。(副島隆彦、植草一秀、高橋博彦著/祥伝社・1470円)

(産経ニュース2012.7.28)

http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%AF%E3%80%8C%E6%9C%89%E7%BD%AA-%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%96%E3%81%84-%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E5%89%B5%E3%82%8B-%E5%89%AF%E5%B3%B6%E9%9A%86%E5%BD%A6/dp/439661425X

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